「森や自然が豊かになることで人や暮らしも豊かになっていくまち」

人が生きていくのに、森や自然(空気、水、土、食べ物、微生物)は欠かすことができないものであり、 私たちの身体は森の恵みによってできているので、森を壊すのは、自分を壊すことに等しいと思っています。

そのため、森を豊かにする方法を学び、「森の豊かさ」と「暮らし・社会の豊かさ」を結びつけて考えていくことが重要だと考えており、まずは、私たちが生きる土台となる森や自然について、みんなが学ぶことが大切だと思います。

福岡市においては、各地での講座や自然観察会、ワークショップの開催支援や、その情報発信があるとよいと思います。また、ネイチャーガイドなどの人材育成、環境再生型の農業や林業の普及を進めるとともに、まちづくりのあらゆる場面で自然をより豊かにする建築や土木を取り入れていくことも重要だと感じています。また、環境教育にも力を入れ、次世代の担い手が増えることを願っています。

NPO法人いとなみ

代表 藤井 芳広 さん